Take it easy.

SIerの話を中心に気になったこと等書いていくつもり。

大企業に入ることによるメリットとデメリット

就活相談絡みで気づいたので書いてみる。

筆者は分類上は大企業に所属してるので。

大企業 - Wikipedia


あくまでも一例として捉えてもらえれば幸いです。

メリット1_給与が高い


まずこれ。

【厚労省統計参照】大企業部長(1000万円)と中小企業の部長の年収給与を年齢別で比較|平均年収.jp


上記は中小企業と大企業の平均年収を比較した結果。参考まで。

そりゃもらえる額が高いほうがいいわな。

ちなみに大企業の中でもまた差があったりする。

数年前夏のボーナスの額を同期と言い合ってたら、200万とか言ったやつもいたし。

どこにそんな会社あるんだとか思ったけど、日本にあるんだよこれ。


まぁ平均給与が高い理由にもからくりはある。

SIerの場合だと大手=大抵一次受けであり業務委託の発注元であるぶん、どうしても下請けの管理義務やPJ上の善管注意義務等々、様々な義務から逃れられない。

つまり責任が重い。

顧客に直接接するので、

  • ミスったときの叱責も直接受けることになるし
  • 下請けのミスも自分のせいになるし(ミスしないよう管理していないと特に)
  • 無茶な要求への対応も基本自社だったり


とまぁそれなりに大変です。


メリット2_社会的な信用


ローン組むときとか賃貸物件借りる時とかに効力を発揮。

大企業ってだけで信用力が全然違う。

過去会社の信用力とか財務情報を見て発注リスクを判断したことがあるけど、実際資金を持ってる会社とか大きな会社ってだけで大抵の問題はクリアしてしまう。

ヤムチャフリーザ倒すって言っても信用できないけど悟空ならやってくれる、そんな感じかもしれない。


厳密には個人の平均年収の高さと、それを安定供給する会社の財務状況等々からなるものだけど、大企業は中小に比べてこの辺はクリアしてる。


あとは年配の人とかにはやっぱ受けはいい。名前知られてる会社なんかは特に。入るのだって簡単じゃないだろうから。



メリット3_休暇の取りやすさ


人が多いのでそれなりに融通は効く。
さらに昨今の労働時間問題から、SIer業界では労働時間短縮やワークスタイルの変化について取り組みを発表してる会社も多い。

それは基本、設備を持たない労働集約型の業界なのに人が集まらないと会社存続の危機になるから。


今日びブラック労働を長らく放置してんのは真のブラック企業だと思ってる。
そのうち潰れるからそんなところには入らないほうがいい。


メリット4_仕事の融通


これはある程度年次が経ってからになると思うけど、社内に知り合いが増えて実力があると認識されれば社内異動については割とやりやすくなる。

大企業だと部署も多く仕事の幅も広いから、転職のリスクを冒さずに仕事を変えるということも比較的やりやすい。

優秀な人間についてはやめさせるより配置転換させたほうが社としても利益になるし。


メリット5_福利厚生


例として。一般的な福利厚生サービス(リロクラブみたいな)とは別に。

  • 財形貯蓄すると利子補給がある
  • 住宅購入した時に全体価格の3%割引
  • たまにレストランとか安く食事できたり
  • 確定拠出型年金への補助


とまぁ給与以外にも得できるような福利厚生の種類や数が多い


住宅補助8割とか出してる会社があったり、建設系の会社だと自社建設の新築独身寮に格安で住めるみたいなサービスもあったり。
この辺は会社によって千差万別で面白い。


デメリット1_リスク回避型なので基本意思決定が遅い


デメリットについても書いてみる。

まずこれ。意思決定が遅い。
案件立てるにしろ何か社外のSW導入するにしろ、社内への影響やデメリットをちゃんと調べてからやるので時間がかかる。

そのうえで上司と相談して部やGrとしての見解としてまとめ、関係部署への展開、周知の上業務調整を行い・・・

と人が多い分どうしても根回しに時間がかかる。マジで。


なのでハイリスクハイリターンな案件なんかあると少し二の足踏んだりすることはある。

まぁハイリスクな案件をロクに検証もせずに受けた時に発生しうる問題とか考えたくもないから個人的にこれは仕方ないとも思える。


デメリット2_配属という運ゲー


組織が多い分配属先も多い。

そして配属先によって仕事量や内容は異なってくるので、配属された部署によっては3年後あたりに同期と大きく差がついているケースもままある。
これはどこの会社もそう。

SE目指して会社入ったのに間接部門に配属とかいう例もまぁある。(これは極端な例で個人的には採用時点でコースを分けておくべきだと思うけど)

新卒後の3年って割と重要な時期なので、自分に専門性が無いとか配属先をコントロールできる要素が全く無い場合はマジ運ゲーになる。

まぁ運ゲーで仕事が自分の希望と違っていても地頭や人当たりの良さから結構成長して

「あの時は嫌だったけど今は別に大丈夫です。」

みたいなケースが知った中では大半だけど。




おわりに


大企業はクソとか言う人もいて、自分もクソだなとか思う点もあるけど、じゃあ中小がもっといいのかというと待遇面では微妙だと思ってる。
ただ働き方とか仕事の内容については、ある程度運ゲーは避けやすいしその点はいいかもしれないけど、その辺って外部から見えにくいところでもあるので、
判断できない就活生は大企業を目指しておくがよろし。


※但し学歴フィルターを全く突破できない場合は大企業は受かればラッキーくらいに捉えて良い中小を探したほうがいいです。

フィルターについては以下。
chococranky.hatenablog.com